株式

新しい資金調達の手段として注目されているICO(Initial Coin Offering)ですが、中国当局がICOは違法行為という見解を示したことでビットコイン関連銘柄が急落しています。このICOについては僕も中国当局と同じ認識ですが、詐欺まがいではないかという疑念が常につきまといます。

例えば、投資して企業のトークンを入手したとしても、その利用方法は特に何も設定されていない場合、無価値なものに投資することに他なりません。

株式市場のIPOの場合は株式の入手により企業の所有権を得ることができますが、トークンの場合は実際に何らかの価値があるのかどうかが不明確なケースも多いです。

ただ、東証でも詐欺まがいの企業が上場しているケースが多く、実質的に粉飾行為が発覚したあとも堂々と上場している企業もあります。株式でもトークンでも損をするときは損をしますし、すべて自己責任にはなりますが、悪意のある人が参入するにはICOは敷居が低く、概ね投資リスクが高い傾向にあると感じています。

なかでも、中国では仮想通貨の人気が高い傾向にありますが、これは中国市場では株を買っても売れないこともあるため、仮想通貨へと資産を移す人が多いのかもしれません。そして、この仮想通貨を使ってICOのトークンに投資している人が多いのだろうという気がしております。

そのため、中国当局がICOの取り締まりを強化した場合、急速にICOの熱が冷めてしまう可能性もあるため、今回のビットコイン関連銘柄の急落に繋がったのだろうという気がしています。

そもそも、スタートアップ企業がICOで資金調達を考えるのは、財務状態がかなり厳しく、株式上場や銀行からの資金調達ができないという理由によるところが多いはずです。そのため、ICOへの投資はリスクが高い傾向にあると感じています。

東証によると本日から3日間、モルガン・スタンレーMUFG証券に対する自己勘定による売買停止処分が下されており、証券会社の売買停止処分は約9年ぶりとのことで、個人投資家から注目が集まっています。

これは2015年、西武株の売買で見せ玉による株価操縦をしていたことによるものですが、大量の買い注文を出すことにより値を吊り上げつつ、持ち株を高値でさばいていたとのことです。

個人投資家が同じことをすれば逮捕されますので、約2億円の課徴金処分で済むのは不公平な気がしますが、現実でみれば、多くの個人投資家が食い物にされる結果になっています。もしモルガン・スタンレーMUFG証券が関わっている痕跡があれば、できるだけ、その株には手を出さない方がよいかもしれません。

このような証券会社による相場操縦が一般的になってきていますので、個人投資家はタカタ株のような証券会社が手を出さないような株や超大型株の方が投資しやすいと思います。

この買い注文を多く出すことによる相場操縦はよく見かけますが、売り板に対して買い板が極端に厚い場合、概ね時間ととに株価が下落していく傾向があります。このようなあからさまに買い板が厚い場合、無理に買いあがることをしない方がよいです。

このような場合、出来高が減ってくるにつれ一時的に反発する傾向がありますので、その瞬間を拾っていく投資手法でしか相場操縦に対する有効な手立てはないと感じています。

本日27日付けで上場廃止となったタカタ株ですが、結局、昨日の最終取引では終値18円にて終了となりました。

ぼくは最終取引の最後の引けは上げて終了するだろうと考えておりましたので、引けの前に購入して引けで成り売りする予定だったのですが、すっかり買うのを忘れておりました。

27日が上場廃止との報道でしたので、てっきり27日までは取引できると考えてたのですが、26日で株の売買は終了していたようです。ただ、結局は18円で下げて終わったため、もし買っていたら損をしていたところですが、同じように27日まで売買できると考えていた個人投資家も多い気がします。

時価総額でいうと1,497百万円、約15億円程度です。

今後の展開としましては、おそらくは100%減資になると考えておりますが、まだ詳しい決定はされていないようです。おそらくは、ほとぼりが冷めた頃に社名変更をしたのち、既存株主の株を無償で取り上げる旨の決議がされて終了というパターンが多い気がします。

今回のタカタのマネーゲームを反省してみますに、誤算は売るのが早すぎたという点につきます。せっかく18円以下の15、16、17円で買っていたのに、20円前半ですぐに売却してしまいました。

かなり集中していれば、おそらくは15倍程度まで増やすことができたのではないか、そう考えておりますが、次にマネーゲームが発生した際には上がる直前に購入してしばらくはホールドしておく予定です。

ただ、タカタは利益を出せる会社であるのに加え、創業家が大株主だったからこの時価総額で終わった面もあるかと思います。本当のボロ株の上場廃止にはこのパターンを当てはまらないと思いますが、次は東芝あたりでまたマネーゲームに参加してみたいと思います。

先日から注目しているタカタ株ですが、ついに100円の大台を突破してきたようです。

本日はストップ高になっておりますが、最終的にいくらまで上がっていくのでしょうか、目が離せない展開を迎えております。

上場廃止までには株価はひと段落するものと思いますが、1円の展開はさすがにないのではないかという気がしてきました。現在のところ、上場来安値は15円となっておりますが、これを割り込むこともないのではないかという気もしております。

スカイマークの時も2桁で終了しましたが、キモチ高めの株価で終了するのかもしれません。

ただ、ここだけの話ですが、実はぼく、この安値の15円を買ってはいたのです。

前場の引けに売り物があまり出ていなかったので、少ししか買えなかったのですが、もしかするとこれが上場来安値になるのかもしれません。

その後、16円~17円でもある程度を買ってはいたので、現在の100円までずっと持っていればという悔しい思いはあるものの、60%程度はとれたので十分に満足しております。やはり、株は安いうちに買って長期的に保有することが大切なのかもしれませんね。

タカタ株はぼくの手の届かないところへ行ってしまいましたが、次は東芝あたりでマネーゲームできないかなーと考えております。東芝は今月末あたりから面白い展開になるかもしれませんので、監視体制を強化していきたいと考えております。

以前から注目しておりました上場廃止のタカタ株ですが、本日7月7日にてマネーゲーム突入の運びとなりました。

スカイマークと同じ金曜日の後場、そしてほぼ同じ16円での突入となりましたが、一時、36円まで急騰しております。

このマネーゲームについてですが、創業家の持ち株はまだ出てきていないと感じておりましたので、突入になるかどうかは微妙と感じておりましたが、株価が高かった頃と比べれば、現在はあってないような株価かと思います。

これまでに何度も株を売却するチャンスがあったことを考えると、今さら売る気にはならないのかもしれません。我々庶民からみると数億円はかなりな金額ですが、最後まで見届ける覚悟なのではないかという気もしております。

ただ、100%減資の可能性が濃厚と感じておりますし、仮に100%減資を免れたとしても増資による膨大な希薄化は免れないと感じております。そもそも債務超過ですので、社長さんの言っていたように、「一般的に株式の価値はないものとして扱われる」というのが既定路線なのかもしれません。

このタカタ株の破たん処理の仕方に非常に興味がありますので、安くなったところを最終日に買ってみようと考えておりますが、1円での購入は難しそうな気がしてきました。

ちなみに、ぼくは本日前場引けの15円からインしまして、16円、17円と買い進み、21円と25円ですべて売ってしまったのですが、かなり早めの利益確定ではあったものの、買いのタイミング的にはドンピシャでした。

スカイマークと酷似しており、マネーゲームの参加者は同一なのではないかという気がしておりますが、もし同じようなパターンになる場合、しばらくは20円台をキープするような気もしております。

ただ、今から参加してもリスクが高いため、僕はもう触りませんが、最終日あたりにでもちょっとだけ恩株を持ってタカタ上場廃止の行く末を見届けたいと考えております。

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