北朝鮮の水爆実験で日経平均株価は続落か?

新年が明けましたが、北朝鮮の水爆実験で日経平均株価は値を下げているようです。当面、これ以上、緊張状態が悪化することはない気がしますので、日本経済に与える影響はほとんどないように感じてますが、米国利上げで円高ドル安が進んでいることもあり、売られる展開になると予測しております。

はたして、2016年の日経平均株価はいかなる展開を迎えるのでしょうか?

当ブログでは14,000円~15,000円のレンジを想定しておりますが、なかには23,000円まで上昇すると見ている証券会社もあります。去年の中国バブルの不透明感から日経平均は下降し続けており、月足でみるとチャートが崩れてしまったのが明白になりました。去年に投入された年金資金が引き上げられるのかどうかはわかりませんが、もし引き上げられるとすると、10,000円割れも現実味を帯びてくるかもしれません。

結局、GDPの数字に反映されていないという点、加えて賃金の上昇がないままで消費税が増税されるという点で、アベノミクスは為替のみで動いていた相場だったのではないかという気がしております。異次元の金融緩和とかいっても、結局、市中にはお金が回ってる気がしません。今後、再び円高ドル安が加速するとなると、それに伴い、日経平均株価も下降することになる気がしております。

当面、円高がどこまで進むのかに注目が集まる展開になると予測しております。