株式

先日から注目している原油価格の動きですが、一旦は原油価格の高騰がいっぷくし、本日はリバース型の株が高騰する結果になっています。

長期的な視点でいえば、EV化で原油需要が下がると考えていますが、ここまで原油価格が高騰するのはある意味で絶好の買いチャンス到来といえるかもしれません。

世界のトレンドは脱炭素の方向で動いており、これは地球規模でのトレンドなので、この大きな流れは止めることができません。脱炭素は化石燃料からの脱却を意味しており、いずれ原油を使わない社会が到来すると原油がだぶつき、今後は原油価格が下がるトレンドに転換すると見ています。

そのような意味で、今回の原油価格の高騰は一時的なものと見ておりますが、コロナ禍からの景気回復が本格化して原油需要が回復すれば、まだまだ高騰する可能性もあります。

しかしながら、米国が利上げをするのはインフレを抑制するためであり、インフレを抑制するには原油価格の高騰を放置するとは考えにくく、あらゆる手段を使って原油価格の抑制に動くはずです。

原油高騰の動きが継続するのか、今後も注意深く見守っていきたいと思います。

岸田禍などと揶揄されておりますが、2022年に入ってからの新興市場は暴落に見舞われています。

特にマザーズ市場においての下げ幅が大きく、2022年1月の月足チャートはここ数年来で一番長い大陰線を付ける結果となりました。

出来高を見てみますと、ここから下は600ポイントの箇所で多少の出来高はあるものの、そこから下はスカスカの状態です。ここから上で買っている人はほとんどが含み損の状態ですが、追証が出尽くすまではまだ時間がかかるのかもしれません。

ここからの流れでいえば、年末には200ポイントぐらいにまで下がってもおかしくないと感じていますが、コロナバブルで現金がジャブジャブの状態だったことを考えると、もしかすると元に戻す可能性もあります。

下げ一辺倒ということはないと思いますので、リバウンドのタイミングはあるとは思いますが、今年の株式投資は受難の年になりそうな予感がしています。

もしこれがキシダショックとするならば、次の政権まで様子を見た方がぶなんかもしれません。

新たなオミクロン変異株の出現を受けて株価に影響が出ていますが、仮想通貨についても下落傾向にります。

もともとビットコインは下落傾向にありましたが、今回の変異株の影響で暴落する事態になりました。11月の約779万円から12月には約488万円と約38%程度下落する事態になっています。

現在は550万円程度へと少し持ち直していますが、チャートを見る限り、このまま下がり続けてもおかしくはありません。

今までのパターンとしまして、コロナの影響で給付金が支給され、市中にお金がジャブジャブになることで通貨の価値が下落し、相対的に仮想通貨へも資金の流入があったのだろうと感じています。

加えて、企業や国家による保有も価格上昇の要因になっていたものと思います。

しかしながら、今回の変異株の出現でテーパリングが撤回されるかと思いきや、現在のところ、まだ様子見といった感じのようです。

逆にいえば、利上げの意思の固さを感じるところとなり、方向性としては利上げで通貨の価値があがり、相対的に仮想通貨の価値は下がるとぼくは見ています。

まだ夢の続きを見たかった感もありますが、コロナ禍の金融緩和が次第に正常化されるに伴い、夢から覚める時がきたのかもしれません。ただ、ビットコインは既に市民権を得た感がありますので、10分の1になるような暴落はないと予想しています。

郵便受けをのぞいてみると、先日1円で上場廃止となったオンキョーからお手紙が来ていました。

黄泉の国へ旅立ったぼくのオンキョー株は、まだ生きているとのことで、とりあえずは安心しました。再上場はちょっと難しいのではないかなと感じていますが、頑張って欲しいと思います。

手紙の中には株主招集の通知のほか、株主コミュニティーを創設して株の売買ができるように移行する予定とのお知らせが入っていました。

これを上場廃止前に出しておけば、多少は株価が上がったものと思いますが、上場廃止後に出してきたことを考えると、何らかの思惑があるような気がしてなりません。

ただ、上場廃止の最終日でセリクラになったのでしょうし、株価が多少は上向いていくのではないかなと感じています。

一応、議案は全て否決で出しておきましたが、おそらくは可決されるものと思います。スマホからアクセスして簡単に送信することができます。株主コミュニティーに参加するかはまだ未定ですが、あえて参加せず、放置状態にしておくのもよいかもしれません。

今週末に上場廃止を迎えるオンキヨーですが、本日、遂に1円台に突入してしまったもようです。

時価総額は3億8千万円ほどとなっており、個人でも買えそうな金額になってきました。安く買いたい人にとってはこれ以上ない展開となりましたが、高値で保有している人にとっては残念な結果となってしまいました。

発行枚数が3億8千2百万株に対し、約1億4千万株が1円で並んでいますが、1円でも売れない状態になれば、もしかすると最終日あたりには1円で買える可能性もあります。

後は上場廃止後に紙屑になるのか、希薄化するのか、あるいは数年後に高値がつくことになるのかは分かりませんが、おおむね場外に持ち越されるといいように扱われて残念な結果になることが多いかもしれません。

いかにもオンキヨーらしさが出た株価となりましたが、あと数日間、最後まで走り抜いて欲しいと思います。