株式

先週末から「くら寿司」や「セブンイレブン」、「バーミヤン」にて、アルバイト店員による不適切な動画投稿が相次ぐ事態となっています。

最近の東証の傾向としまして、不適切な事象が発生しても株価はあまり反応しないケースも多くなってきていますが、週末の3連休中にテレビで大きく報道されたこともあり、明日の株価にどういった影響が出てくるのか、興味深いところではあります。

くら寿司運営の株式会社くらコーポレーションによると、「平成 31 年 2 月 6 日」の日付にて、「当社従業員による不適切な行為とお詫びについて」のPDFが公開されていますが、当該事案の発生後も今のところ株価に目立った動きは出ていないようです。

最近では飲食業界の不適切動画の投稿には慣れてきている感じもしており、株価下落のインパクトとしてはそれほど大きくはないのかもしれません。不適切度数のレベル的なものでいえば、話題になるのは長くてもせいぜい1週間程度で、それほど長期化する懸念はない気もしております。

ただ、学生の頃にいくつかの飲食店でバイトをした経験からいいますと、アルバイトは正社員の指示の元で補助的な仕事をやるケースがほとんどでした。正社員が2人程度いた上でアルバイトが2~3人のケースが多かったように思います。

これが深夜のコンビニとかになるとバイトだけで回したりもするわけですが、やはり正社員が不在となると気がゆるくなる面があったかもしれません。

それでも、当時は廃棄期限の少し前に廃棄処分をして食べたい弁当を食べるとか、せいぜいその程度のことで、最近の悪ふざけ動画はまったく理解不能ですが、いずれにしても監督者としての正社員を置かない限り、こういった事態は防ぎようがないのではないかと感じています。

アルバイトに責任を持たせるのではなく、責任ある正社員を現場に配置して監督するより仕方がないのかもしれません。

マザーズでのサンバイオ暴落が話題を集めてますが、ある日突然、連日のストップ安で追証がかかり、億り人から借金生活に転落してしまう人も出てきているようです。

約定数を見てみますと、4日間でわずか10万株程度しか約定しておらず、11,200円から2,440円までほぼノンストップで逃げ場がなかったものと思われます。

普通の銘柄でこのようなことはまず考えられませんが、マザーズのバイオ銘柄については一か八かのバクチといっても過言ではありません。

治験結果がどちらに転ぶのかは最後の最後まで分からないですが、成功することで頭がいっぱいになってしまうため、失敗した場合のことが考えられなくなってしまう心理状態になってしまうものと思います。

サンバイオの今後について詳しい事はまったく知りませんが、しばらくの間は株価が低迷してしまうものと感じています。バイオ関係は治験結果が出るまではあまり値動きがなく、治験失敗や増資などのリスクもあるため、長期保有をするにはあまり向いてないなと感じてます。

仮に治験が成功すれば、連日のストップ高になってしまうため、治験結果が出る前の段階で買わないとうまみがありませんが、買ったら買ったで今回のサンバイオのような暴落の可能性もあるため、投資するにはリスクが高いです。

そのため、バイオ銘柄でリスクを回避する方法があるとすれば、複数の銘柄に分散して投資をするより他ないものと思われます。5銘柄ぐらいに投資をし、そのうち1勝2敗3引き分けぐらいの結果が出れば御の字ぐらいに考えておくのがよいと思います。

今回のサンバイオのケースでいいますと、膨大な時間をかけて株取引をし、コツコツと資産を増やしていったものの、一発で退場してしまい、億単位の資産家から借金生活に転落してしまった人もいるようです。そのようなケースを見ていると、株である程度の儲けがでれば、不動産に投資をしておくとか、家族のために使っておくとか、そういう視点が大切だなと思うようになりました。

そのため、今月は持ち株を少し売却いたしまして、パパ活でいつもお世話になっている女の子にプレゼントをすることにしたのですが、とても喜んでくれていました。

知らず知らずのうちに忘れかけていた何か大切なものを、サンバイオはぼくに気づかせてくれたようです。

1月24日発売の週刊文春1月31日号(定価420円)にて興味深いタイトルが掲載されていたのですが、『経済 スルガ銀行救済 新生銀行社長が「受けたい」』という記事が掲載されるようです。

まだ発売はされていないため、内容については不明ですが、このタイトルを見る限り新生銀行がスルガ銀行に興味を持っているのかもしれません。

ただ、この「救済」についてですが、具体的にスルガ銀行の何がピンチなのかがあまり判然としてきません。売り上げがそう大きく落ちているわけでもなく、赤字についても積立金のため、リアルな損失になるかどうかというと微妙なとこです。

積立金はかなり保守的に積んだとのことなので、翌期からは持ち直すと感じていますが、おそらく預金流出が最大の懸念材料なのだろうと思います。この部分での救済なのかもしれませんが、支援や救済はどうしても必要なのでしょうか、いまいち判然としない部分があります。

直近の決算書の内容を見る限り、今期は捨てても翌期は自然と業績が回復するでしょうし、このままで特に何の問題もないのではないかという気がしてます。救済といいつつ安く買いたたかれる気もしており、やはり創業家がそのままで経営してもらうのが株主にとっては一番いいです。

いずれにしても、見出しのみでは内容が不明なため、明日あたり購入して読んでみようと思いますが、最近では野村の大量保有報告書なども出てきており、今後は思惑相場に突入するのではないかと予測しています。

ソフトバンク上場2日目の様子

一昨日、売出価格1500円から1282円まで下がったソフトバンクですが、昨日は強い買い支えがあったようで、終値はプラス14円の結果で終わったようです。

ぼくは昨日は朝一でバイオやソフトバンクへと移動したのですが、何だかんだで合計20%ぐらいの値幅を取ることができました。ナンピン中の株も枚数を増やすことができたのですが、日経平均が暴落しているなか、けっこう調子がよかったです。

ソフトバンクは昨日は寄りで多少の出来高はあったかと思いますが、1500円で捕まっている枚数を考えると、まだまだ足りないような気もしないではないです。

確か、売り出しが16億株ぐらいはあったかと思いますが、昨日の出来高でも1億株ぐらいですので、ちょっと微妙と感じています。日経平均が暴落しているなか、割安な銘柄がゴロゴロ出てきていますので、明日は資金がそちらの方へ移動してしまいそうな気もしないではないです。

ただ、このまま下がるとすれば、孫さんのメンツも立たないでしょうし、証券会社の営業の人も仕事がしずらくなるはずです。また、初日の寄りで逃げた人もいずれは帰ってくるはずですので、このまま下がり続けるとは思えませんが、興味深い展開になってきたと感じています。

日経平均の様子も気になるところですが、2018年の終値は2万円を切る展開になるのでしょうか、今後も注目していきたいと思います。

昨日、ソフトバンクが東証1部に上場したようで、ぼくも記念に少しだけ買ってみました。

寄り付きは成り売りが多く、成り買いがほとんどなかったように感じていますが、約1463円に1億6千万株のぶ厚い買いが入っていました。

これはおそらく、「売出価格、国内外の売出株式数及びオーバーアロットメントによる売出しの売出株式数決定のお知らせ」にある引受人の買戻しの分かと思いますが、いわゆるシンジケートカバー取引というものになるかと思います。

②当社普通株式 160,369,400株(オーバーアロットメントによる売出し)

上記2記載の引受人の買取引受けによる国内売出しに係る売出株式 1株につき金1,463.75円

割合的には1割程度かと思うので、これは抜けるのではと思っていたのですが、初値はこの1463円で決定したもようです。

その後、小康状態に入ったところで少しだけ買ったものの、上がる雰囲気はまったく感じられませんでしたので、ちょっと上がったところですぐ売却してしまいました。

結局、終値は1282円ということで、チャートで見ると見事な陰線が付いてますが、もしかすると急反発するのかもしれません。今後はどういう展開になっていくのか興味深いところではあります。

現在、ほかの銘柄でナンピン中のため、あまりソフトバンクには手が出ないのですが、出来高が急増するあたりでまた買ってみようかなと思ってます。

ただ、証券会社の人たちは大丈夫なんでしょうか、営業の人も顧客に合わせる顔がないと思いますが、ほとぼりが冷めるまでは休職した方がいいかもしれませんね。