1月24日発売の週刊文春1月31日号(定価420円)にて興味深いタイトルが掲載されていたのですが、『経済 スルガ銀行救済 新生銀行社長が「受けたい」』という記事が掲載されるようです。
まだ発売はされていないため、内容については不明ですが、このタイトルを見る限り新生銀行がスルガ銀行に興味を持っているのかもしれません。
ただ、この「救済」についてですが、具体的にスルガ銀行の何がピンチなのかがあまり判然としてきません。売り上げがそう大きく落ちているわけでもなく、赤字についても積立金のため、リアルな損失になるかどうかというと微妙なとこです。
積立金はかなり保守的に積んだとのことなので、翌期からは持ち直すと感じていますが、おそらく預金流出が最大の懸念材料なのだろうと思います。この部分での救済なのかもしれませんが、支援や救済はどうしても必要なのでしょうか、いまいち判然としない部分があります。
直近の決算書の内容を見る限り、今期は捨てても翌期は自然と業績が回復するでしょうし、このままで特に何の問題もないのではないかという気がしてます。救済といいつつ安く買いたたかれる気もしており、やはり創業家がそのままで経営してもらうのが株主にとっては一番いいです。
いずれにしても、見出しのみでは内容が不明なため、明日あたり購入して読んでみようと思いますが、最近では野村の大量保有報告書なども出てきており、今後は思惑相場に突入するのではないかと予測しています。