円高はピークアウトしたのだろうか

最近のトレンドは円高傾向ですが、Googleトレンドでは11月11日にピークをつけたのち、徐々に関心度が落ちてきています。

140円を切ったのち、このまま120円まで下落して終了かと思いきや、再び円安方向にふれてきたため、人々の興味がなくなってしまったのかもしれません。

これまでの円高チャートを確認してみますと、100~75ポイントあたりでピークをつけたのち、42~43ポイントあたりまで下落しています。

それなら逆に円安に関心が出てきたのかでいえば、こちらも関心度が低下している傾向にあります。

依然として1ドル140円を超えているため、冷静に考えると円安ではあるものの、関心が薄いようで、既に損切りして他に移動してしまった人が多いのかもしれません。前回は25ポイントあたりで人気度が反発してきましたが、今後もここらで巻き返しがあるのか興味深いところです。

これらの点から考えますに、過熱感がない状態のまま円安トレンドが徐々に進行しはじめてきているといえます。

今後の展開としましては、過去の例を参考にしますと、円高のグーグルトレンドが43ポイントあたりまで下落したあたりで、今回の円安がピークアウトするのではないか、そう感じています。

ただ、円安といえばドル高ですので、ドルも上昇してきているのかといえば、先日のドルの急落で損切りしたい人がいるのか、上値は重いように感じています。