2019年4月アーカイブ

GWを前にビットコインが急進していますが、いわゆるなべ底チャートの状態になってきています。

前回もビットコインの底打ちを検証してみたのですが、果たしてこれは、もしかすると底打ちしたのでしょうか?

ただ、70万円台を抜けるかがポイントになると感じておりますので、まだまだ予断を許さない状況が継続しております。

一方、日本株の換金売りは今日あたりまでと見ていますが、心配されていたGW前のポジション解消による暴落などは現時点では確認されておりません。GW前に株が下がれば買っておこうと思っていましたが、いまいちうまみがないため、ぼくはビットコインを買い増ししておくことにしました。

おそらく、ビットコインがGW中に爆上げして休み中に話題となり、それにつられてGW明けに買う人が殺到したら売り抜けられて暴落する、そんないつものパターンを想定しています。

もし株のポジション解消による短期資金が仮想通貨に流れているのでしたら、今後も仮想通貨上げの状態はさらに加速するのではないかと考えておりますが、仮想通貨関連銘柄にも注目が集まっていくのかもしれません。

仮想通貨の熱い夏がやってきそうな予感がしてきました。

MMT(Modern Monetary Theory、現代貨幣理論)に注目が集まっていますが、米国下院議員のアレクサンドリア・オカシオ=コルテス氏が支持したことで主流派経済学者たちとの間で論争になっているようです。

このMMTは財政赤字でもインフレにならない限りは問題ないという理論ですが、借金による財政支出を容認するとハイパーインフレになるとのことで主流派経済学者たちとの間で議論がされています。

ただ、そもそも日本はずっとMMTしてたんじゃないのとぼくは考えており、国の借金は既に1000兆円を超えてますが、インフレどころかデフレ脱却もままならない状態です。誰も本気でこれを返済しようなどとは考えてなどいませんし、プライマリーバランス黒字化だのと言っている人もいますが、延期に次ぐ延期で本気度がまったく感じられません。

日本は実質的にMMT状態なのに、MMTは絶対だめだというようなおかしな話になっています。おそらく、MMTで都合が悪いのは富裕層なのではないかと感じていますが、インフレになると資産価値が目減りしてしまうため、デフレの方が好都合なのだろうと思います。

いずれにしても、既にMMT理論が世に放たれてしまった以上、今後は世界経済MMT化の流れが加速していくものと思います。個人的には、借金をしての雇用というよりも、現役世代の減税にお金を使ってもらいたいものです。

財務省は将来の世代に借金を押し付けるべきではないという趣旨のことを言っていますが、団塊の世代はさんざん借金を増やしておいてこの言い草はないです。遠い将来世代のことを心配するよりも、今、目の前で増税に苦しんでいる現役世代の救済を早急に進めるべきといえるでしょう。

昨日はスルガ銀行の1部業務停止命令の終了日だったようで、業務改善計画の進捗状況などを公表したもようです。

PDFをざっと読んでみますと、当ブログでも以前に債務免除益の課税について記事にしていましたが、これは「課税されない」ということみたいです。

スルガ銀行PDFより抜粋

「当行の不正行為によりお客さまの資産に生じている損害の補てんとして元本カットを実施する場合には、原則として、お客さまに所得税が課税されないことを確認しております。」

この詳細は不明ですが、「損害の補てん」については非課税ということなのだろうと思います。

また、投資用不動産融資の再開時期については、5月中旬の決算発表後に予定されているもようです。そのほかの目ぼしい情報は特にありませんでしたが、着々と改善しているのかなという印象を受けました。

いずれにしても、5月中旬の決算発表時には詳細が出てくるものと思いますが、GW明けから下旬にかけて何らかの動きが出てくるのではないかと予測しています。

ここ半年間ぐらいスルガの株に注目してきましたが、さすがにもう400円台では買えないのかなという気もしないではないです。ただ、GW前に株を処分する人も出てくるかと思いますので、もうワンチャンぐらいあるかもなので、今後も注目していきたいと考えてます。

日経新聞によると「スルガ銀支援、ノジマも候補 異業種含め4陣営」とのことで、スルガ銀行の支援に「ノジマ」や「りそな」、「SBI」に「新生銀行」とそうそうたるメンバーが候補に挙がっているもようです。

当ブログでも新生銀行については触れており、りそなについても耳にした記憶もあるのですが、ノジマとSBIについてはまったくの初耳でした。ノジマは4.98%を市場で買い集めていたとのことで、スルガ銀行の今後の行方に注目が集まっているようです。

また、日経新聞によると以下のような記述があり、地銀で5位あたりとは耳にしてはいましたが、静岡銀行をも上回っていたのは意外でした。

不祥事後も貸出金利回り3.35%(18年4~12月期)を保ち、本業のもうけを示す実質業務純益(単体)も428億円だ。ライバル静岡銀行を上回る。

当ブログではここ半年の間、ずっと買い集めてきましたが、できればもう少し買い集めをしたかったです。個人的にはノジマはかなりセンスがいいと感じてますので、もし株価が安くなれば、今度はノジマあたりを買ってみようかなとも感じています。

そろそろ金融庁による1部業務停止処分も解除されると思いますし、来月には決算発表もあり、イベント盛りだくさんシーズンに突入したものと感じています。

あとは月足24ヶ月を超えるぐらいまでは行くんじゃないかなと僕は感じてますが、今後、どのような展開を迎えるのでしょうか、引き続き注目していきたいと思います。

4月2日からビットコインをはじめとする仮想通貨が軒並み急騰しているもようです。

この原因については不明とのことで、メディアの記者たちも困惑気味の様子です。

これは底打ちしたのでしょうか?

ビットコインを20%押し上げる規模の資金流入が入ったということは、かなりの資金規模になるかと思いますが、70万円台でヨコヨコしていた期間が長かったため、この辺りで跳ね返されてもおかしくありません。

ただ、GWの10連休がありますので、この間は株式市場が休止になってしまいます。GW前に株を処分する人も多いかと思いますが、その資金が仮想通貨に流れるのだとすれば、GW中にビットコインで遊ぶ人も多くなるものと思います。

そんなわけで、僕も少しだけ買ってみたのですが、50万円台で買ったとしても、テンバガーするには500万円レベルになる必要があります。その可能性があるのかは不明ですが、今回の急騰がそのトリガーになるのだとすれば、あながちそういう事態になってもおかしくないかなと考えてます。

最近では全銀システムが変更になり、365日間銀行振込ができるようになりましたが、株に資金を投入している人はGW明けに株を売って仮想通貨に移動させる必要があります。GW中に爆上げして休み中にニュースで話題になり、GW明けに株を売って高値で飛びついてしまうぐらいなら、今のうちに飛びつくのもありかもしれません。

とりあえずは70万円台を回復できるか否かがポイントになるかと思いますが、今後の展開に注目していきたいと思います。