GW明けの日経平均株価は大幅に続伸し終値19,895円の高値で取引を終えました。
この要因として、フランス大統領に中道系のエマニュエル・マクロン氏が当選したことがあげられますが、他にも米国雇用統計の好調による利上げ観測が高まったことや企業決算の好調、あるいは北朝鮮リスクの後退に加え、オペック減産延長の見通しから8日午後から原油先物が上昇していることなども挙げられています。
このマクロン氏(39歳4か月)ですが、ナポレオン3世の40歳を超え史上最年少といわれてます。中道系であることから、フランスのEU離脱リスクが後退したことが市場の安心感につながり、海外勢からの買い注文が膨らみました。直近では売り残高がたまっていたことから、連休明けは買戻しの動きが観測されました。
当面、日経平均株価は2015年高値の2万1千円をめざす動きになるかと思われますが、そこを超えてくるようだと2万5千円も視野に入ってくるものと思われます。為替については、米国の利上げ観測が強まっていることから、当面は1ドル120円程度をめざす動きとなるでしょう。