日経平均が15年ぶりの2万円台をキープしていますが、おととし5月のような押し目がくるのかが気になるところです。淡々と上がってきていますが、このまま淡々と2万5000円までいくのか、それとも押し目がくるのか、気になるゾーンに入ってきました。
警戒感から損切設定をしていく人が多くなっているはずですので、一旦、下がり始めると連鎖的に暴落を誘発してしまう可能性もあるかもしれません。おととしのトラウマがある人が多いはずですので、それを利用されて売らされることもありそうな気がします。
そんななか、30日に控える日銀の金融政策決定会合に注目が集まっています。4月30日に追加緩和があるのか、それとも、7月か10月になるのか、もしくはもうないのか、このあたりで意見がわかれているもようです。
もし、追加緩和が見送られると、タイミング的に売られる可能性を警戒しておかなくてはいけません。GW前ということもありますし、また、セルインメイを控えていることもありますし、日経平均2万円をキープするには、4月30日が重要なポイントになるような気がしております。
年内のインフレ2%の達成がかなり困難な状況になってきていますので、ここらでサプライズの追加緩和をしておかないとさらに困難になっていく気がしています。
黒田総裁によると「今年の秋以降、かなり加速していく」とのことですので、ボク的には7月あたりの追加緩和では間に合わない気がするので、タイミング的にはこの4月30日に何かあってもおかしくない気がいたしております。