2013年3月アーカイブ

デイトレードの取引が流行している昨今、株の持越しリスクを回避するため、週末には手仕舞いをする人が多いように感じています。この持越しリスクというのは、金曜の取引終了後から土日にかけて予期せぬ突発的な出来事により株価が下落することを指していますが、この間にポジションを解除してニュートラルな状態にしておけば、リスクを抑えることができるわけです。

なので、金曜の取引の終了間際に株価が下落するというパターンがわりと多いのです。
これは祝日前とか、大型連休の前でも同様で、いずれにしても数日間程度の間に急激に株価が変動することのリスクを避けるために行うものです。

株を持っていなければ、ブラックマンデーが起きようと何の影響もないわけです。

ただ、これを逆手にとって、金曜の大引け間際に買うというのもありかと思われます。
翌週の月曜に株価が上がれば、それなりの利益が期待できるかもしれませんので、そういう方法もありでしょう。

もちろん、上昇局面では持ち越す人も多くなってくるわけですので、必ずしもこのパターンが当てはまるわけではありませんが、横ばいの場合やわりと為替や先物の変動が激しい状況では平日でも引け間際に手じまう人も多いです。

また、寄り天の状況がいつも続いている株の場合でも、大引け間際に購入して寄り天売り抜けを目指すのもありかと思われます。いずれにしても、状況判断が大切になりますが、デイトレをやる人が多くなってきた場合にはそういう方法も有効といえるでしょう。

傾向としましては、流動性の高い大型株において、値幅変動が激しい銘柄がチャンスかもしれません。

日経平均株価は、先物市場におけるヘッジファンドの大量の売り買いが原因でボラティリティーの高い展開となっていますが、急激な乱高下により調整局面を迎えております。

今まで順調に推移してきた個人投資家にとってみれば、ヘッジファンドは迷惑この上ない存在になっているわけですが、豊富な資金を元にコンマ数秒で取引をする機械によるシステムトレードを使用しており、一般人は対抗できるようなものでもありません。

また、政府としても規制対象にする予定はないようで、今後も株取引をするにあたっては注意しておかなくてはいけない要素となっております。

このヘッジファンドによる機械的な取引についてですが、アルゴリズムによる高速売買取引を駆使しているわけですので、短期的な取引では個人では太刀打ちできません。東京証券取引所において、arrowheadが導入されて以降、瞬時に売買が成立するようになっていますので、個人投資家が注文を出そうかと思った時点で売買が成立しているケースが多いわけです。

特に、信用取引をしている人の場合、値幅を広く動かされることにより、追証が発生して強制的に株を売却せざるを得ないケースも出てきてしまいます。加えて、逆指値などを設定していた場合、キリのよい数字まで売り込み、個人が手放してから買い戻すといったプログラムも多いです。

加えて、為替や先物と連動するようにプログラムが組まれていますので、ちょっとした為替や先物の動きで株価が変動するケースが多いです。マニュアルで対応している個人投資家には不利となるでしょう。

ただ、逆をいえば、値動きの幅が大きくなる傾向があるので、現物で取引をして、高値で売り、安値で買うといった取引手法を用いれば、個人投資家にもメリットはあるかもしれません。いずれにしましても、プログラムの場合は短期的な取引になりますので、中期的、長期的な予測をするようにするとよいでしょう。

中国では影の銀行による不良債権問題が顕在化してきておりますが、先週からきわどいシーンも出現してきております。ハンセン指数が20,000を割り込み、上海総合も2000ポイントを割り込むなどバブル崩壊の可能性が現実味を帯びてきております。

今週は日経平均株価でも連れ下げの傾向が出てきており、5月の暴落以降、持ち直してきたかに見える株価もさらに下げ幅を広げるかに見える局面もありました。そのような状況で、ホルダーの中には逃げるかどうか、判断に難しい状況が継続しております。

私自身でいえば、中国バブル崩壊7月説がある以上、いったんは利確してノーポジションの状態にしておりますが、日本では参議院選挙も控えておりますし、また一般サラリーマンのボーナスの時期でもありますので、絶好の買い場であるとも見ることができるわけです。このあたりの判断が非常に難しいところではありますが、チャイナバブル崩壊のリスクをとるかといえば、今回はノーという結論に達しました。

おそらく、中国経済はまだ持ちこたえるのではないだろうかとも考えておりますが、ここ最近の中国市場の下げ幅がかなり急激になってきており、いつバブルが崩壊してもまったくおかしくない状況です。そうであるならば、いっそのこと崩壊してから底で買うのが一番いいような気がしているのです。

もちろん、中国バブルが崩壊してしまえば、数年に渡る不況ということになるはずですので、買っても買っても下げ相場が続くものと考えており、どのみち投資はできない状況になるだろうとも思います。そうであるならば、中国が持ちこたえることにかけるしかないような気もしてしまうわけです。

このあたり、参議院選挙を控え、判断が難しい局面になってきたかもしれませんが、どの道、大きく下げる局面は出てくると思いますので、底で買うのが一番いいような気がしております。

アベノミクスのゆくえがあやぶまれていますが、こうボラティリティーが高いと短期的な投資方法では立ち行かなくなる可能性もあるかと思われます。長期的にみれば、本来の企業価値へと株価が収束していくわけですので、本来なら現物での長期取引をするのが一番いいわけですが、デイトレードをしている方にはやりずらい展開になってしまうかもしれません。

ただ、自動売買ゆえのクセのようなものがあるわけですので、この点をうまく利用すれば、ヘッジファンドへの対抗も可能になるものと思われます。

つまるところ、自動売買というのは日経平均株価や為替に連動しての売り買いになるわけですので、日経平均の先物取引に追従する形で取引されているケースが多いわけです。

モニターをふたつ用意して、大型株の銘柄の値動きと日経先物の値動きを観察してみますと、極めて連動性の高いものがあることが確認されるはずです。ただ、小型株などは連動していないケースも多く、これは主に、流動性の理由によるものと思われます。

ファンドや機関は比較的、取引量も大きくなるわけですので、買ったはいいが、それをさばくだけの流動性のない小型株ではリスクが高いわけです。

そのようなわけで、自動売買よりもはやくに大型の銘柄で株の取引きをすればよいわけですが、反応速度では機械にはかなわないものの、人間には予知する能力があるわけですので、この点で自動売買の一歩先を行って取引することが可能なわけです。

つまり、先物の板情報をみれば、上がりそうか下がりそうかは、ある程度は予測がつくわけですので、自動売買で注文が出される前にすばやく動くようにするとよいでしょう。

また、銘柄によって厚い板がある場合、そこで自動売買がワンテンポ止まってしまうケースもあります。日経先物が上昇していく場合、最終的には、その板も自動売買で買われることになるわけですが、機械がそこでてこづっている合間に注文を出せばいいわけです。

タイムラグとしては、おそらくほんの数秒程度のケースが多いわけですが、注文画面を常に起動しておき、ワンクリックすればよいだけの状態にしておけば、自動売買の先をいくことができます。自動売買には予測する力がないわけですので、この点で人間の方がはるかに有利といえるわけです。この方法を使えば、自動売買であとから買いが入ることはわかっていますので、むしろ、儲けやすいといえるかもしれません。

何とかしてファンドをぎゃふんと言わせてやりたいものですね。
日本では累進課税となっていますので、働けば働くほど課税される割合が大きくなってきます。例えば、1億円の事業収入がある場合、収入の大部分が所得税率40%の部分にあてはまるため、住民税の10%と合わせるとほぼ半分が税金で消えてしまうことになるわけです。

時間でいいますと、1年のうち半分は税金のために働いていることになるので、あまり効率的とはいえません。「働いたら負け」ということわざにもある通り、労働すればするほど身をすり減らしていくことになるわけです。

この点、株式投資における収益につきましては、現在のところは一律で10%になっています。来年からは20%になるため、非課税口座のニーサが注目を集めたりもしていますが、税金面でいいますと、株式投資の方がはるかに低い状態にあるわけです。

もちろん、事業と株式投資ではリスクの面で大きな違いがあるわけですが、昨今の経済事情を考えてみますに、どちらも安全というわけではないわけです。事業をやるにしても、株式投資をやるにしても、どの道、リスクがつきまといます。

そうであるならば、株式投資のリスクととり、事業よりも熱心に研究に研究を重ねていった方がよいものかと思われます。どちらかといいますと、事業のノウハウを培うよりも、株式投資のノウハウを培う方が短期間で習得できるといえるのではないでしょうか。

サラリーマンの場合は、自由に時間を調節するのは難しいかもしれませんが、個人事業主の場合は比較的、そのあたりの調節が可能になるものと思われます。

株はギャンブルといわれていますが、損をしない投資スタイルを確立していきますと、単純作業の繰り返しということもいえるわけですので、労働の一種としてとらえてみるのもよいでしょう。

私は株式投資に関してはまったくの素人なのですが、最近、株を100万円分かってみたんです。確か、1月の初旬のことだったかと記憶しております。どの株を買えばよいのかぜんぜん分からなかったもので、知名度の高さでソニー株をかってみたのです。

するとどうしたことでしょう、2か月ほど経過した現在、18万円ほどの含み益になっているらしいのです。2か月といっても、実質、1か月半ぐらいでしょうか、預けておくだけで18万円ももらえるのなら、ぼろいものだなと感じております。

ちょっとしたアルバイトをするよりも、ぜんぜん稼げるんで、これに味をしめた私は、今月からちょこちょこと買い増しをしていきまして、年内に400万円分ぐらいの株式は保有しておこうと思うのです。いわゆる長期的なホルダーということになるのでしょうか、デイトレとかは難しそうなんで、年単位での保有をしていこうと考えております。

ただ、毎月の収入をぎりぎりまで投資にまわすことを考えますと、日常生活はぎりぎりまで倹約していかざるを得ません。今まででしたら、月50万円ぐらいはお小遣いとして使っていたのですが、グルメとかは少し倹約して、今後は月20万円ぐらいの小遣いでやりくりしていこうと考えてます。

ぶっちゃけ、月20万の小遣いはキツイなーと考えていたのですが、考えてみれば、今まで買ってはみたものの、まったく使っていない商品がたくさんありますので、今後はこれを有効に使っていこうと思うのです。

タブレット端末とか、フォトショップとか、デジカメとかあるいはコンポとか、そういうのは開封したっきり使ってないですし、あるいは本も手当たり次第に買ってはまったく読んでないの状態ですし、洋服なんかもけっこう買っているのですが、着るのはいつも同じジャージばかりで、たいてい1回ぐらいしか袖を通していないものが多いです。

せっかくなんで、無駄遣いはやめて今あるものを大切にしようと思うのです。
そうすれば、新しいものを無駄に買わずに済むので少ない小遣いでも間に合いますし、浮いた分を株に投資できて収益も返ってくるわけなんで1石3鳥です。